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宿泊型研修は通常の研修と比べ、ゆっくり過ごすことができるため、親交が深まりやすく研修効果の向上も見込めるなど、とてもメリットが多いという特長があります。さらに、会場を研修特化型ホテルにすると、研修に対するあらゆるサポートを受けられるため、事務局も安心でしょう。環境やコミュニケーションを含めた宿泊型研修の概要と、研修を「研修特化型ホテル」で実施するメリットについて詳しくお話しします。
宿泊型研修とは、宿泊を伴う研修のことで、研修中の間、研修会場に参加者や場合によっては講師も宿泊します。そのため生まれるメリットはいくつかあります。一体、どんなものでしょう?
■移動の手間がかからない
■研修以外の時間も参加者同士がともに過ごせる
■個別の部屋を用意すればプライベートの確保も可
■業務だけでは見られない姿を共有することで親交が深まりやすくなる
移動や夜の時間を無駄にしない点で数多くのメリットが生まれるのです。
また、宿泊型研修では幅広い内容での研修が実施されています。ホテルフクラシア大阪ベイの実績によると、「新入社員研修」が約58.3%、「年次別研修」が約32.0%、「新任管理職研修」が約27.2%、「経営幹部、役員向け研修」が約22.3%。内容に縛られず、さまざまな内容で利用されていることが分かります。
前述した通り、宿泊型研修では、研修時間以外の休憩時間や食事、夜のくつろぎの時間など、全ての時間を参加者がともに過ごします。そのため、参加者同士の交流のきっかけが生まれやすいのも大きなメリットでしょう。
また、研修後は会場に宿泊しますから、夜の懇親会も開きやすく、参加者も増えます。また、遠方の参加者は、帰る時間を気にすることがありませんし、近隣からの参加者は、遠方の参加者にも気兼ねせずに過ごせます。つまり、終了時間を気にせず、参加者同士でゆっくり話し合うことが可能なのです。
明確な目的があるため話題が弾みやすい
宿泊型研修は同じ宿泊でも、慰安目的で行われる社員旅行とは違います。宿泊型研修では、「自分の知識を高める」という明確な目的があるのです。同じ目的のために集まりますから、自然と共通の話題も生まれるでしょう。それに、普段はあまり話さない間柄の人同士も話しやすくなりますので、より会話も弾みます。
プライベートの時間で社員同士の交流が生まれれば、研修中の発言も自然と増えるでしょう。活発な議論は、研修内容の理解や掘り下げにもつながり、良い面をもたらします。
研修への参加を促すには、いかに参加者をやる気にさせるか、前向きに取り組ませるかを考えるうえで、研修方法や会場選びは大きなポイントです。そのような意味でも、日ごろよく使う会議室ではなく、研修特化型ホテルを会場として選択するとよいでしょう。事務局はサポートが得られ、参加者は集中力が増加します。もちろん、宿泊型という点がもたらすメリットも多いです。
研修効果が上がる環境の具体例
社内は、業務との距離が近いため、社内研修では、業務のことを考えて気が散ってしまうなど、集中しにくい部分がどうしても生じます。研修はOff-JTと呼ばれているとおり、日ごろの業務から離れ、知識やノウハウのインプットや共有、アウトプットを通して、次の日からの業務に生かせる学びを得る場所です。研修に集中するため物理的な環境に気を遣うことは、準備のうえでとても大切でしょう。
しかし、外部会場であればどこでもよい、というわけではありません。研修特化型ホテルであれば、研修と非日常の双方が堪能できます。研修中はそれに集中し、研修以外は日常と切り離された空間、綺麗で開放的な会場で過ごせるため気分が変化します。これにより、日ごろ出ないような意見のやりとりも期待できるでしょう。また日常の業務の延長ではなく特別な日だと認識されることで、研修へ向き合う姿勢も自然とできあがります。
宿泊型研修の会場を研修特化型ホテルにすることで、メリットが得られるのです。サポートや設備、食事やその他に至るいくつかの場面から紹介しましょう。
1. コンシェルジュとアテンダントによるきめ細かなサポート
研修開催において事務局が悩ましい部分といえば、企画や運営含む多くの実施項目でしょう。事務局だけですべてを行うとなると、負担が大きく、むずかしい場面も多々現れます。しかし、研修特化型ホテルの場合、コンシェルジュとアテンダントによるきめ細かなサポートを受けられるので安心です。
セミナーコンシェルジュは、プランニング、手配、資料作成、運営作業をサポートします。それだけでなく、企画で困ったときやアイデアに詰まったとき、相談に乗ってもらうことも可能です。また、多いときには数百以上にものぼる項目を代わりに確認してもらうこともできます。事務局による単独の実施と比べると、感覚的に50%以上の負荷を軽減できたという実績も見られるほどです。
セミナーアテンダントは、レイアウト、設営、清掃、備品といった会場に関することをサポートしてくれます。会場をすみずみまできちんと整えてくれますので、清潔感あふれる会場で研修を進めることができるのです。
こうしたコンシェルジュとアテンダントによるきめ細かなサポートは、事務局の安心と参加者の集中に大いに役立ちます。
2. 小規模から大規模まで会議室は多種多様
研修特化型ホテルでは、会議室の種類が豊富です。そのため、多種多様な使い方ができます。例えば、個別やグループに分かれての研修、ある程度人数がまとまった形での講義など、あらゆる場面に対応できるでしょう。もちろん、スクール、コの字、ロの字など研修内容によって座席の配置を変えることも可能です。もし、大声を出すような研修を行う場合でも、専用の研修室があります。
また、全ての会議室に「天井高」と「窓」があります。ホテルの場合天井高3m以上あるので、開放感を感じられることから自由な発想に役立ちます。窓は、研修中の雰囲気に開放感を生み出すでしょう。
3. 多目的ホールだからこそできるイベントの開催
研修によっては、大きなイベントを組み込むこともあるでしょう。多目的ホールが存在するため、こうしたイベントの開催も安心です。
例えば体を動かすレクリエーション。机に向かう研修や講義だけでは気分転換しにくく、参加者が煮詰まってしまうこともあるでしょう。しかし、レクリエーションで体を動かせばリフレッシュできます。また、スポーツやゲーム形式で行えば参加者のコミュニケーションや交流に一役買うでしょう。
さらに、立食パーティや歓迎会など懇親会の場としても活用できます。ホテルシェフの多彩な料理も楽しめますし、そこに映像や演出を組み合わせれば、より特別な空間が生まれるでしょう。参加者にとっても思い出深い研修になります。多目的ホールという広い場をうまく使うことで、研修にエッセンスを加えられるのです。
4. 食事や休憩も幅広くカバー
研修を運営する事務局としては、食事や休憩なども考えるべきポイントのひとつです。研修特化型ホテルの場合、会場の準備から食事の手配、コーヒーブレイクのサービスなどもワンストップで提供してもらえます。プログラムの中身や、参加者の管理等に忙しい事務局にとってはありがたいサービスでしょう。
食事スタイルは、バイキング、フル、セルフと充実しています。さらに、屋外宴会場では、バーベキューやパーティの開催も可能です。普段とは趣向が異なる懇親会や食事会を行うのに向いています。
また、参加者の体調やアレルギーに合わせた対応も可能です。急に具合が悪くなったり、体質でどうしても食べられないものがあったりということもあるでしょう。その点までカバーしてくれるのです。また、研修時間の変更に伴って食事の時間を変えることもできます。早く終わってしまったり議論が白熱して長引いてしまったりといった場面でも安心です。さらに、会議中の食事も可能なので、会議を中断することなく、食事をとることもできます。
5. じっくり休めるプライベートスペースも充実
研修に集中するうえでも、プライベートスペースは欠かせません。参加者がじっくり休める環境も重要な要素です。参加者のプライベートスペースとなる客室は、種類もありアメニティや設備も豊富で至れり尽くせりです。客室には、シングル、ツイン、デラックスツイン、ダブルなどがありますから、参加者のタイプに合わせて客室を手配することが容易です。
アメニティでは、ボディーソープやシャンプー、バスタオルやフェイスタオルなどがあります。研修時の荷物を減らすことができるので、参加者の負担が減るでしょう。設備には、冷蔵庫やテレビ、インターネット接続があります。テレビがあれば息抜きできますし、インターネットがあれば情報収集やメールチェックなどが可能です。あらゆる場面で役立つでしょう。
6. 研修の延長もスムーズ
あらかじめ決まった知識を頭にいれるインプット型のコンテンツの場合、決められた時間内に終わりやすいです。しかし、参加者自ら考えて答えを導き出すアウトプット重視型のコンテンツですと、決められた時間内に終わる保証はありません。納得いくまで考えるため、研修時間終了後も、会場を開放して考えたり議論したりする場合も多々あります。このようなとき、24時間利用可能である研修特化型ホテルはとても利用しやすいのです。
7. 時間外利用でも安心
研修開始前の早朝ミーティングや、さまざまな準備などで研修開始前に会場を使いたい場合もあります。研修特化型ホテルなら、24時間利用できるため安心です。また、研修特化型ホテルの場合体制が整っていますから利用もスムーズですし、時間を気にせず使えます。これにより参加者が納得いくまで研修に取り組めますので、前向きな姿勢の後押しになるでしょう。
8. 備品の用意漏れにも対応可
気をつけないといけないのが備品の用意漏れです。細心の注意を払っても、見落としてしまうことがあります。また、急な人員増加などで対応が間に合わないこともあるでしょう。しかし、研修に特化したホテルなら、さまざまな機器や備品の在庫がありますので安心です。プロジェクターを忘れた、スピーカーを置いてきた、ペンが足りない……というときも、フロントに連絡をすれば、すぐに用意してもらえます。研修特化型ホテルのサービスは、事務局のかゆいところに手が届く、何かあったときにも安心して対応してもらえる心強い施設なのです。
宿泊型研修で生まれる良い影響は、研修内容に関するものだけではありません。その後の業務にも良い影響がもたらされるのです。
1. 社内の人間関係が円満になりやすい
社内研修を宿泊型研修で行うと参加者同士のつながりが密になり、社内に親しい社員同士が増えます。すると、社内同士での仲間意識が高まるため、社員同士が円満な関係を築きやすくなるのです。こうした輪が広がることで、社内の雰囲気が良くなるでしょう。
2. あらゆる場面における業務の質が向上
雰囲気が良くなると、会議や打ち合わせでも率直な意見をお互い述べやすくなります。もちろん、報連相も密になりますから、社員同士でのサポートや業務そのものの質が向上するでしょう。また、急なトラブルが起こっても協力して取り組むことが増えるので、スピーディな解決が見込まれます。このように、あらゆる場面における業務の質が向上するのです。こうした効果は定期的に宿泊型研修を行うことでどんどん高めていけます。
3. 遠隔地の社員同士も親しくなれる
宿泊型研修であれば、各地で何回も研修を開催することはありません。例えば、関東・関西一円の社員を一同に集めての研修などが可能になります。遠隔地同士の社員は普段、電話やメールでしか交流を取らないため、親しくなる機会が少ないものです。しかし、宿泊型研修によって交流を取ることができるため、社内の一体感がより高まるでしょう。日ごろの業務でも、顔も知らない相手とよりも見知った相手とのやりとりの方がスムーズです。
宿泊型研修は、企画が面倒、コストがかかる、といったマイナス面もあります。しかし、それ以上の高い効果が期待できることも事実です。会場に研修特化型ホテルを選べば、事務局にとって心強い点も増えるため安心できるでしょう。定期的に行う研修に宿泊型を取り入れてみては? 社員同士のコミュニケーションを高め、社内活性化と研修効果の向上が期待できるかもしれません。
研修・団体様専用受付
(9:00~19:00)06-6614-8700
参考:
宿泊型研修が社員同士のコミュニケーションにつながる!|ホテルフクラシア大阪ベイ