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話し方が下手だといいたいことがうまく伝わりません。ビジネスマン……特に営業マンなら、商談がうまく進まないだけでなく、コミュニケーションの欠如から思わぬ問題を抱え込むことにもなりかねません。要点のまとまった、相手に伝わる話し方とは、いったいどういうものでしょう?
社会人として最低限身につけておきたい、上手な話し方のテクニックを紹介します。上司への報告からクライアントへの提案まで、上手な話し方を身につけておけば、仕事がスムーズに進むでしょう。コミュニケーションスキルのひとつとして、上手な話し方のコツを押さえておきませんか?
人と話をするときは、相手にとってわかりやすい言葉で、できるだけ簡潔に話すことを心がけます。相手の知らない言葉を多用するのはNGです。どんなに言葉を重ねて話しても、相手にこちらの本意が伝わらないでしょう。相手が知っている、理解できる言葉を使うことで、上手に意図が伝えられます。
また、ダラダラと文章をつなげて話すこともNGです。長いセンテンスより、短く歯切れの良い話をテンポよく繰り出すことで、相手の興味を長く惹きつけられます。それだけ注意力が増して、結果として話の理解度が高まるというワケです。
相手の興味が失われていないか、表情や視線を読み取りながら話すことも大切です。いいたいこと、伝えたいことがあるからといって、とうとうと畳み掛けるように話しても、相手に聞く気がなければ意味がありません。明らかにつまらなさそうな表情をしていたら、すぐにわかりますので、そんなときは少しトーンダウンして、ひと言ずつ相手の表情を確かめながら話しましょう。
視線があらぬ方向を向いていたり、手元で何かをしきりにいじっていたり、集中力が続いていないサインも観察するべきです。そんなときは、少し話題を変えてみる、相手に質問をしてみるなど、場の雰囲気を仕切りなおすような工夫をしてみます。相手の興味を惹きつけられたら、本題に戻って話を続けましょう。
話す内容はもちろんのこと、相手に好印象を与えるというテクニックも、上手な話し方に影響します。人は、言葉にならない要素からも、相手のことを感じてコミュニケーションすることがあるからです。バーバル(言語的な)コミュニケーションだけでなく、ノンバーバル(非言語的な)コミュニケーションのスキルを磨くことも、上手な話し方につながります。
言葉の情報より、声のトーンや大きさ、しぐさや表情など視聴覚の印象から受け取る情報のほうが、場合によってはコミュニケーションに大きな影響を及ぼすことがあるそうです。この事象については、1971年に、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のアルバート・メラビアン教授が自著で発表しました。それは、バーバルな情報から受け取るより、聴覚や視覚などノンバーバルな感覚から情報を受け取るほうが、人の理解により大きな影響を与えるというものです。そのパーセンテージは、バーバルはたったの7%で、ノンバーバルは93%という驚くべき結果でした。
この結果から、相手により多くの情報を伝えるためには、ノンバーバルな部分も意識して話したほうがよいことがわかりますね。気持ちを込めた声で、熱意ある表情を見せながら、体全体を使って話すことで、より相手に伝わりやすくなります。上手な話し方にぐっと近づけるでしょう。
上手な話し方のコツはいかがでしたか? 短く簡潔な言葉で、相手をよく観察しながら、ノンバーバルな部分も意識して話すだけです。意外と簡単な3つのコツ、ちょっと練習するだけで身につきます。何人かとチェックし合いながら、この上手な話し方のスキルを試してみるのもおすすめです。